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石破政権は、日韓双方の国民により様々な交流が積み重ねられているとして、国交正常化60周年という機会を捉え、日韓双方における入国手続の円滑化の措置を実施することとなった。
日本の外務省の見解によると、日韓間においては、1965年(昭和40年)の国交正常化以来、日韓双方の国民により様々な交流が積み重ねられており、現在、日韓は、お互いが相手国民の渡航先第1位となっており、今回は国交正常化60周年という機会を捉え、日韓双方において、本年6月1日から30日までの間、相手国国民の訪問者について、入国手続の円滑化措置を実施することとなった。
対象となる者は、日韓それぞれが決定した国内の二つ空港に午前9時から午後4時までに到着する航空便を利用する者であって、今回の入国日から起算して過去1年以内に相手国を訪問したことがある者となる。また、対象となる者は、搭乗前に指定の登録手続をとることにより、搭乗機の到着後、上陸審査場内の外国人審査ブースの一部の優先レーンに案内される。
また、韓国の外交部(外務省)の次官は、韓日国交正常化60周年記念事業として、南山ソウルタワーライトアップが実施された際に、「今年は韓日国交正常化60周年です。今日ここ南山ソウルタワーと日本の東京タワーで国交正常化60周年記念を始める点灯式を開催することになり、とても嬉しく思います。韓国と日本は、価値と利益を共有する最も近い隣人であり協力パートナーです。特に、昨年の両国間の人的交流は、1,200万人を突破して歴代最高水準を記録しました。韓国政府はこのような国民の支持に基づいて、明るい未来の日韓関係を築くために持続努力していきます」との旨を述べていた。