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小池百合子知事の東京都で、「やさしい日本語リーダー」養成研修が6月20日に開催される予定であることが明らかになった。
この研修の主催は、東京都が2020年に設立した東京都つながり創生財団となる。この団体が設立される際に小池知事は、『東京には多くの外国の方もお住まいでございます。この財団は、在住の外国人支援、ボランティアの推進など、人と人とのつながりで地域コミュニティの活性化を図るために、都が新たに設立するということで、コミュニティの活性化を支援する新たな財団です』との旨を述べていた。
今回の研修の対象となるのは、やさしい日本語を周りの人に広めたい都内区市町村、その他公的機関、国際交流協会、外国人支援団体の職員などとなる。なお、「やさしい日本語リーダー」とは、やさしい日本語のさらなる普及のため、職場や地域でやさしい日本語を広める人としている。
主催者は、【私たちと一緒に、やさしい日本語を広めていきませんか?研修ではやさしい日本語の意義や使い方を周囲の人たちに伝え、活用の取組みを進めていく方法を学びます。外国人当事者の意見を聞きながら、より伝わりやすいコミュニケーションを考える機会も提供します。職場や地域で勉強会・研修を開くためのノウハウをお伝えするとともに、研修修了者には本研修で使用したスライドやワークシート、動画等のツールもご提供します】と参加を呼び掛けている。
研修内容は、「やさしい日本語の背景と現状(在住外国人についての情報・在住外国人の困りごと・やさしい日本語誕生の背景)」「やさしい日本語のポイント」「実践練習(外国人参加者とのワーク)」などとなる。