江藤農林水産大臣は、備蓄米を放出することで適正に米を管理していない業者・個人などが貯めていた質の悪い米が市場に流れる恐れがあることに対して、農林水産省は食の安全に責任を持つ役所ではあるが、一般消費者に質の悪い米が大量に流れた場合の責任は自分たちにあるとは明言しなかった。
3月4日に実施された江藤農林水産大臣記者会見の際に、記者から「米の品質について、虫がわくと言っていたと思います。この新規に参入した業者は、米の品質管理とかの部分は、通に乗せていい品質のものなのかわからないところが、多々あるかと思います。品質安全性は、どう考えているか、食の安全を守る所管省庁は、この安全性には何か対策を立てていかれるのでしょうか」との旨の質問が行われた。
この質問に対して、江藤農林水産大臣は「ロットが小さい、例えば、30袋、20袋持っている人がどこにいるか我々としてはわかりません。そういう人に対して行政指導する権限があるのかというと、確かにおっしゃるように、農林水産省は食の安全に責任を持つ役所ではあります。しかし、そこにたどり着くことがまず現実的になかなか難しいです。ですから、ある意味では、消費者の方々に、先ほど申し上げましたように信頼のおける方から買ってくださいと。例えば町のレンタルコンテナ、コンテナ倉庫とかに積んでしまうような方々は、この主食である米にはあまりタッチして欲しくないというのは正直な気持ちであります」との旨を述べた。
その後に、他の記者からの質問に答える形で、江藤農林水産大臣は「一般消費者の手元に、質の悪い米が大量に流れたということになり、それが農林水産省の責任かと言われれば、それはまたちょっとという気もしますけど、なるべくそうならないように卸や小売の方々に、何らかのお知らせは検討してみたいと思います」との旨を述べた。
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