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財務省で、前トンガ王国駐箚特命全権大使による、講演「太平洋島嶼国の現状と課題」が1月8日に開催された。
この講演は、財務省の財務総合政策研究所ランチミーティングとして開催された。
講演によると、南洋諸島(マリアナ諸島、マーシャル諸島、カロリン諸島など)は、16世紀以降、西欧諸国の「発見」によって次々と植民地化されていき、戦前の状況では、日本の委任統治領であったとしている。日本の委任統治を経験したミクロネシア地域では、明治期以降は労働移民として多くの日本人が島々に渡り、人口の2割が日系人とされている。
日本にとっての太平洋島嶼国・地域の重要性は、「深いつながり」「国際社会における日本のパートナー」「資源(水産・エネルギーなど)の重要な供給地、海上輸送路」であるとしている。この地域は、日本のマグロ・カツオ漁獲量の約4割を占める主要な漁場であるとともに、資源の重要な輸送路となっているとしている。
「太平洋島嶼国などの課題と問題点」では、中国およびに米国の動向があるとしている。この地域では、中国承認(台湾断交)が進んでおり、中国では途上国ゆえに日本のような制約がなく、自由な援助活動が実施されているとしている。『トンガの陥った「債務の罠」』『中国に乗っ取られる島国』『豪、NZ等に比べても日本には自由度なし』があるとしている。トンガに関しては、トンガが人口10万であるにも関わらず、首都のある島を中心に2千人から3千人の中国人がおり、流通業の7割から9割を中国資本が支配しており、現地最大の建設事業者は国営企業CCECC(中国土木行程公司)と言われているとしている。
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