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岩屋毅大臣の外務省は、自然災害が多発するカリブ地域を支援するため、7.3億円の無償資金協力を実施することを発表した。
岩屋外相は、12月14日に、訪日中のカリブ地域14か国から成るカリブ共同体(カリコム)諸国の外相などと、第8回日・カリコム外相会合などを実施した。会合では、岩屋外相からは、カリコム諸国の脆弱性克服に向けて、防災、海洋、漁業・水産を始めとする様々な分野における支援を実施しており、今後も海洋、防災、気候変動や人間の安全保障等の分野で新たな連携を積み重ねていきたい旨を述べた。
外相会合後は、岩屋外相などの立ち会いの下、国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務所長との間で、供与額7.3億円の無償資金協力に関する書簡の署名・交換を実施した。この支援は、カリコム諸国において、水、農業ビジネス分野等における日本企業の技術を活用した機材供与、投資担当官招へい、及び産業分野における技術協力を行うことにより、日本及びUNIDOの知見を活用した開発課題対処と産業多角化推進を図るものとなる。