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中国の通信機器最大手の華為技術有限公司(ファーウェイ)は、中国企業として初めての独自開発したスマートフォン用の基本OSの『原生鴻蒙(ハーモニーOS ネクスト/HarmonyOS Next)』を正式リリースしたことを発表した。
中国では、中国共産党当局が全ての政府機関に対して、非中国製ソフトウェアおよびOSを搭載する全てのコンピュータを、中国製のソフトウェアおよびOSに変更するよう命じていた。これらの取り組みに関連し、ファーウェイは『原生鴻蒙(ハーモニーOS ネクスト/HarmonyOS Next)』の開発を進めていた。
今回は、ファーウェイから、『原生鴻蒙(ハーモニーOS)』が完成したと発表された。ファーウェイによると、このOSは、機能性、安全性が向上しており、中国企業が全てを自分で決められることを初めて実現したスマートフォン用OSであるとしている。また、携帯電話、タブレット、自動車などの多くの機器への相互接続を可能とするとしている。