海自の輸送艦「くにさき」がマーシャル寄港、歴史的に深い絆

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画像提供:自衛艦隊
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海上自衛隊の海上幕僚監部は、日マーシャル親善訓練を5月14日から16日にかけて実施したことを発表した。

今回の訓練の目的は、「海上自衛隊の戦術技量の向上」と「マーシャル諸島共和国海上警察との友好親善及び相互理解の促進」となる。訓練が実施された場所は、マジュロ及び同周辺海域となる。参加した部隊は、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」と横須賀海上訓練指導隊、マーシャル諸島共和国海上警察の巡視船「ロモルⅡ」と海上警察職員となる。訓練項目は、「航行訓練」「立入検査訓練」「海上保安庁主催救難訓練」となる。

なお、自衛艦隊によると、輸送艦「くにさき」がマーシャル諸島共和国マジュロに寄港した際には、指揮官の掃海隊群司令 池内出海将補が、ヒルダ・ハイネ大統領、カラニ・カネコ 外務・貿易大臣、ワイズリー・ザグラス法務・入国管理・労働大臣及び田中一成駐マーシャル日本国特命全権大使を表敬訪問している。派遣隊員レベルでは、スポーツ交歓(バスケットボール)や現地の国際スポーツ大会へのタオル寄贈等により、友好親善を深めている。

池内掃海隊群司令は、今回の交流に関して、「我が国とマーシャル諸島共和国は、歴史的に深い絆と基本的な価値観を共有する太平洋で結ばれた長年の友人であり、隣国です。今回の寄港における同国との様々な交流行事や親善訓練を通じて、相互理解及び友好関係の更なる深化を図ることができました」との旨を述べている。

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