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岸田政権は、地域全体として外国人患者を受け入れる環境整備への支援の一環として、外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)などを推進していくことが明らかになった。
厚生労働省では、外国人患者が円滑に医療機関を受診するにあたり、医療機関だけではなく、地方自治体、観光事業者・宿泊事業者等が連携して、地域全体として、外国人患者を受け入れる環境整備への支援を実施している。
今回は、平成24年度から実施している外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)等推進事業について、令和6年度において実施する団体を選定するために、公募を開始した。なお、この認証制度は、外国人患者の円滑な受入れを推進する国の事業の一環として厚生労働省が平成23年度に実施した「外国人患者受入れ医療機関認証制度整備のための支援事業」を基盤に策定されている。公募期間は、4月1日から4月15日となる。
公募要領によると、この事業は、選出された医療機関に係る情報の周知や今後の選出の推進を含め、外国人患者の受入れ体制の整備に資する情報の発信を行うことを目的としている。具体的には、『ワークショップ・セミナー等の開催』『各地の取組等の実態調査の実施』『外国人患者受入れ体制の整備に資する情報発信』などを実施する必要がある。