海保がスリランカに原油流出事故対応の能力向上支援

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、スリランカ沿岸警備庁(SLCG)職員に対する原油流出事故対応における能力向上支援を2月4日から24日の21日間にかけて実施した。

この派遣は、JICA技術協力事業の下、SLCGの油防除技術の向上を目的として、2014年から継続してきたものとなる。現地に派遣したのは、海上保安能力支援の専従部門であるMCT2名、警備救難部環境防災課1名、機動防除隊2名の計5名となる。

今回は、「油防除技術を継続的・自立的にSLCG内で教育できる組織体制の構築」に重点を置き、油防除措置に関するSLCG内におけるインストラクター育成のための支援を行うこととなった。

この結果、研修に参加したSLCG職員は、これまでの支援を通じて培った知識・技術を活用しながら、事案対処に関わる計画策定や計画の実行をはじめ、訓練後の自己分析やそれに伴う改善が行われ、インストラクターとして求められる知識・技術の取得はもとより、自国内へ「広げていく」素養についても醸成されてきていることを確認した。

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