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大村知事の愛知県は、日本人材ではなくグローバル人材の活躍が必要として、留学生を積極的に受け入れ県内企業への就職を支援する事業に公金約3,800万円を投入することが明らかになった。
愛知県の見解によると、世界有数のモノづくり地域である愛知県では、多くの企業が海外展開しており、グローバル化が進展している現在、中・長期的な成長を実現するためには、グローバル人材の活躍の場を増やし、人材を流入・集積することが必要であるとしている。愛知県内大学などで学ぶ外国人留学生は、高度な知識・技術を持つとともに、日本及び母国の言語や文化を理解していることから、卒業後も当地域で活躍されることが期待されるとしている。
そのため、愛知県は、留学生を積極的に受け入れ、県内企業への就職を支援することで、当地域の発展に資する高度人材としての活躍促進を図る「留学生地域定着・活躍促進事業委託業務」を実施する事業者の募集を開始した。委託金額の上限は、38,219,000円となる。この事業を再委託することは禁止されていない。
なお、この事業は、日本政府のデジタル田園都市国家構想交付金を活用して実施するものとなる。令和6年度のデジタル田園都市国家構想・地方創生予算 概算要求額は、1,267億円(令和5年度当初予算額 1,056億円)となっている。