ウズベキスタンの社会弱者を支援、370億円の円借款

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日本政府は、ウズベキスタン政府の経済活動の下支えと脆弱層向け支援をサポートするため、370億円の円借款を実施する。

外務省の見解によると、ロシアによるウクライナ侵略により、欧米からウズベキスタンに至る物資の輸送に遅れが生じており、輸入物資の高騰やエネルギー価格の増大等も相まって、ウズベキスタン国民の生活が大きな影響を受けている。ウズベキスタン政府では、経済活動の下支えと脆弱層向けの支援のため機動的な財政政策をとるとともに、ミルジヨーエフ大統領のリーダーシップの下で、市場経済化改革を継続する方針を示していた。

そのため、日本政府は、370億円を限度とする円借款「持続可能な経済社会開発支援プログラム・ローン」を実施することを決定した。この支援では、ウズベキスタンによる、市場経済化に向けた経済諸改革の継続的な実施を後押しするとともに、脆弱層向け支援等による社会の包摂性や安定性の強化を推進することを目的とするものである。供与条件は、金利が年1.80%、償還期間が30年(10年の据置期間を含む)となる。

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