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海上保安庁は、ASEAN地域などの海上保安機関の職員を招へいした、JICA 課題別研修「救難・環境防災コース」を実施したことを発表した。
この協力は、9 月 25 日から 11 月 3 日にかけて、国際協力の一環として、独立行政法人国際協力機構(JICA)技術協力事業の枠組みの下、海外の海上保安機関の職員を我が国に招聘し、参加各国の海上における業務執行体制の強化を目的として実施されたものとなる。
参加国及び研修員は、ASEAN地域からはインドネシア4名、フィリピン2名、ベトナム1名、マレーシア2名となる。その他の地域からは、サモア1名、ジブチ1名、ジャマイカ1名、マーシャル諸島1名、モーリシャス1名、モザンビーク1名、モルディブ1名、モンゴル1名となる。
実施した内容は、『IMO(国際海事機関)講師及び当庁職員等による捜索救助、海上防災及び環境保全等に関する講義』『海上保安試験研究センター職員による各種分析研修』『第三管区海上保安本部運用司令センター、東京湾海上交通センター、羽田航空基地、羽田特殊救難基地、横浜機動防除基地、横浜海上保安部、同部所属巡視船などの当庁関連施設の視察、救難器材を活用した体験訓練等』『一般財団法人海上災害防止センターでの油防除実習』となる。