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小泉龍司法務大臣は、日本は救える難民等の方の枠を広げており、今後は枠を広げて受け入れていこうとしているとの旨の見解を明らかにした。
10月10日に実施された法務大臣閣議後記者会見の際に、記者から「先日、外務大臣がアゼルバイジャンとアルメニアの係争で、ナゴルノ・カラバフからの避難民支援を行うと発表しています。併せて、この週末にはイスラエルとパレスチナの紛争もあって、避難民がかなり出てくる状態になると思うんですけれども、法務省として、今後何かその対応だったり対策というのを考えていらっしゃるのでしょうか」との旨の質問が行われた。
この質問に対して、大臣は「およそ難民の、救える難民等の方の枠を広げようという考え方で、入管法改正をさせていただいて、12月1日の施行期日も、ほかの施策よりも早く前倒しにしました。この制度を是非活用していただいて、より多くの難民など、様々な事案が今並行して進んでいるのはおっしゃるとおりですけれども、その条件を広げるという、我々の法律の趣旨にのっとって、できるだけ多くの難民等の方を保護できる仕組みとして運用していきたい。補完的保護制度ですよね。運用していきたい。そういうふうに思っています」と旨を述べた。
なお、小泉大臣は、10月6日の会見の際にも、ウクライナからの避難民を、ちょっと枠を広げて受け入れていこうとしているとの旨の見解を示している。
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