キルギス人労働者の受入政策が前進へ、現地訪問の際は犯罪多発で注意喚起

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画像提供:キルギス政府
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キルギス政府と日本政府は、キルギス人労働者の日本への送り出しに関して協力を進めており、この協力が堅実に進んでいることが明らかになった。

キルギス政府は、9月28日に、キルギス共和国のアキルベク・ジャパロフ大統領府長官(首相)と日本の神田財務官が会談したことを発表した。

キルギス首相は、日本が自動車製造、造船、建設、エネルギー、ロボット工学、食品産業などの分野でリーダーであることを考慮し、この分野における日本との協力に関心を表明するとともに、語学研修や日本の労働市場のニーズに合致する専門家育成など、人材育成に関する案を検討するよう提案した。また、12年前にJICAがキルギス共和国で実施し最高の成果を上げた「一村一製品」プロジェクトの成功を指摘し、このプロジェクトは2023年に国家プロジェクトの地位を獲得したことを伝えた。

日本の神田財務官は、会談中に言及されたプロジェクトを含め、相互に関心のあるすべてのプロジェクトを支援する用意があると表明した。

なお、日本政府では、キルギスから外国人労働者の受け入れを進めているが、日本の外務省は安全対策基礎データとして、キルギス共和国における犯罪発生状況は、日本国内の発生件数に比べ、殺人は約3.7倍、強盗は約17倍、強姦(強制性交)は約3.3倍発生している国となっており、実際には届出がなされていない事件も多いことから、犯罪件数は更に多いものと考えられているため、邦人が現地に訪問する際には気を付けるように呼び掛けている。

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