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航空自衛隊は、8月6日から18日までの間、フィリピン共和国クラーク空軍基地及び同周辺地域において、米比主催パシフィック・エアリフト・ラリー23多国間共同訓練及び日比人道支援・災害救援共同訓練を実施したことを発表した。
この訓練は、日本及び東南アジア地域は共に自然災害が多く、災害対応は各国共通の課題であるため、航空自衛隊の人道支援・災害救援に係る能力の向上及び参加国空軍とフィリピン空軍との連携の強化を図ることを目的としたものとなる。多国間共同訓練においては、アメリカ、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどが参加して物料投下訓練及び机上訓練を行うとともに、日比人道支援・災害救援共同訓練においては共同搭載しゃ下訓練を行い、航空自衛隊の人道支援・災害救援に係る能力の向上及び参加国空軍との連携の強化を図った。
なお、本多国間共同訓練への参加は、空自として今回が初めてであり、日比人道支援・災害救援共同訓練は、昨年に次いで3回目となる。