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京都府で、災害時外国人サポーター研修【kokoka防災訓練・KPIC災害時外国人サポーター研修2023】が6月24日にkokoka 京都市国際交流会館 イベントホールで開催される。
主催者の見解によると、地震大国である日本に暮らす私たちは、幼稚園や小学校の頃から繰り返し防災訓練を受けているので、「地震が起こればどう行動すればよいか」よく知っているが、外国人住民の場合は「今まで大きな地震を体験したことがない」「防災訓練に参加したことがない」という人がほとんどであるとしている。日本で大規模災害が起こった場合、外国から来た人達は防災についての基礎的な知識がなく、言語がわからないなどの理由によって、災害弱者となってしまう可能性があるとして、災害発生時には外国人住民に言語などによるサポートができる人材はより重要になってくるとしている。
今回は、これらの支援活動の一環として、災害時外国人サポーター研修【kokoka防災訓練・KPIC災害時外国人サポーター研修2023】が実施されることとなった。このイベントは、外国人住民と一緒に防災について考え・学ぶものとなる。参加費は無料、定員は50名となる。
予定しているプログラムは、『開会(kokoka 1階イベントホール)』『【体験】起震車による大揺れ体験、初期消火等6ブースでの体験』『【講演】国際緊急援助隊救助チーム トルコ・シリア大地震派遣経験談 トルコ・シリア大地震の支援の携わったJICA職員による講演』『【ワークショップ】災害時外国人支援~自分ができること、求めること~』『終了』となる。