海保は海賊対策のため巡視船あきつしまをASEANに派遣

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、日本の海上交通路の安全確保に向けて、海賊対策のため巡視船あきつしまをASEAN地域に派遣することを発表した。

派遣される巡視船は、第三管区海上保安本部 横浜海上保安部所属の巡視船あきつしま(総トン数6,500トン、ヘリコプター2機搭載型)となる。予定している派遣日程は、5月23日に横浜港出港/出港式典、6月中旬に日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練、6月20日に横浜港入港となる。

派遣される巡視船は、東南アジア周辺海域の公海上における海賊行為の監視警戒を実施し日本の海上交通路の安全確保を図る。また、日本近海において海上保安庁・運航会社・民間船舶などにおける海賊発生情報の伝達経路を確認するとともに日本関係船舶の海賊被害の防止及び迅速な救助体制の確立を目的として連携訓練を実施する予定である。

海上保安庁によると、東南アジア周辺海域では、昨年1年間に58件の海賊等事案が発生しており、同事案への対処の取組を沿岸国とともに継続していく必要があるとしている。

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