愛媛県が人権啓発資料法務大臣表彰、イスラム文化理解し国籍で判断するなと

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法務省の人権擁護局人権啓発課は、令和4年度人権啓発資料法務大臣表彰の受賞作品が決定したことを発表した。

優秀賞 映像作品部門を受賞したのは、制作者が愛媛県の『愛媛に住む外国人のキモチ!「EHIME is our HOME!」』となった。

受賞理由は【実際に県内に在住する外国人が出演し、アニメを活用しながら、自身の経験や思いを語るという演出は、映像ならではの方法で、視聴者に外国人を身近な存在として認識させるものであり、映像作品としての特性を活かした啓発資料と言える。また、外国人のメッセージだけを一方的に紹介するのではなく、外国人を受け入れる側の立場にある県内企業のデータやメッセージも併せて紹介するといった工夫により、外国人のメッセージに説得力を持たせることにも成功している】としている。

この動画は、愛媛に住む5人の外国人にインタビューしたものとなる。動画では、「外国人?いいえ、愛媛県人です!」「わかりやすい日本語で話してくれると助かります!」「外国のイスラムの文化や生活を知って受け入れてくれるとうれしい」「○○人だからでまとめないで」「ホンネとタテマエわかりません」などと述べている。紹介されているエピソードでは、災害で避難した時に、ご自由にお取りくださいと書かれていた支援品を、外国人が全部持って行っちゃったことがあったらしくて、その人は言葉の意味をそのまま受け取っただけで・・・、などと紹介されている。

また、愛知県としては、外国人だからという決めつけは差別につながる、難しい日本語は使わずにやさしい日本語を使用しましょう、外国の文化への無関心・無理解が差別・偏見につながることも、外見や国籍で判断せずに相手がどんな人なのか知りましょう、日本人の本音と建て前は誤解を招く可能性があります、などとの見解を示している。

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