林外相はベトナム、タイ、パプアニューギニア等と外相会談

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画像提供:外務省
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APEC閣僚会議に出席するためタイ王国を訪問中の林芳正外務大臣は、ベトナム社会主義共和国外務大臣、タイ王国、パプアニューギニア独立国などと11月16日から17日にかけて会談を実施した。

ベトナム社会主義共和国とは、ブイ・タイン・ソン外務大臣と会談を実施した。会談では、両外相は、幅広い分野における今後の二国間関係について意見交換し、林大臣からは、『サプライチェーン多元化等を含めた経済安全保障分野で連携したい』、『ODA等を通じた経済協力を強化したい』『来年の外交関係樹立50周年に向け二国間関係を新たな高みに引き上げたい』などと述べた。ソン外相からは、賛同の意が表明され、二国関係強化に向け両国で引き続き連携していきたい旨が述べられた。

タイ王国とは、ドーン・ポラマットウィナイ副首相兼外務大臣と会談を実施した。会談では、両外相は両国の今後5か年の経済分野での協力の方向性を定めた「日タイ戦略的経済連携5か年計画」に署名を行った。林大臣は、ウクライナを始め、国際社会で既存の国際秩序を否定する動きが横行する中、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けてドーン副首相と連携したい、日タイ修好135周年の本年、両国の緊密な経済関係を更に発展させていくため、「日タイ戦略的経済連携5か年計画」を発表できることは喜ばしい旨を述べた。ドーン副首相兼外相からは、日本からのAPEC議長としてのタイへの支援に感謝する旨などが述べられた。

パプアニューギニア独立国とは、ジャスティン・トカチェンコ外務大臣と会談を実施した。会談では、林大臣から、パプアニューギニアは、太平洋島嶼国地域の安定と繁栄の要であり、天然資源の貿易等を通じ強固な絆で結ばれている日本の重要なパートナーであり、良好な両国の関係の更なる発展や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、トカチェンコ大臣と協力していきたい旨を述べた。

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