このページの所要時間: 約 1分4秒
ASEAN関連首脳会議に出席するためカンボジアを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ファム・ミン・チン・ベトナム社会主義共和国首相と首脳会談、ハサナル・ボルキア・ブルネイ・ダルサラーム国王陛下と短時間立ち話を実施した。
ベトナムのファム・ミン・チン首相との首脳会談では、岸田総理大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に当たり重要なパートナーであるベトナムとの関係を更に強化したい、ODA、人材育成等を通じ、両国間の経済協力を強化していく旨を述べました。チン首相から、これまでの両国間の協力の成果に満足している、来年に向けて様々な分野における協力を加速化していきたい旨が述べられた。
ブルネイのハサナル・ボルキア国王陛下との短時間立ち話では、岸田総理大臣から、2013年の外務大臣就任直後にブルネイを訪れたことにも触れつつ、日本にとり重要なLNG供給国であるブルネイに対して、LNG供給を含むエネルギー分野での協力を求めるとともに、脱炭素化の観点から「アジア・ゼロエミッション共同体構想」の実現に向けて協力したい旨を述べた。ボルキア国王陛下からは、日ブルネイ関係を強化していきたく、日本を訪問したいとの意向が示され、岸田総理大臣からこれを歓迎する旨が述べられた。