自衛隊はフィリピンに能力構築支援、マレーシアとは防衛当局間協議

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画像提供:防衛省・自衛隊
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日本の防衛省・自衛隊は、フィリピンに対する能力構築支援事業として、人道支援・災害救援(HA/DR)分野に関する招へい事業と、日マレーシア防衛当局間協議、日フィリピン防衛当局間協議をそれぞれ実施した。

フィリピンに対する能力構築支援事業は、10月17日から20日にかけて、フィリピン陸軍関係者に対して実施された。フィリピン陸軍関係者は、防衛省本省を訪問し、災害発生時の対処にかかる意見交換を実施した。また、陸上自衛隊西部方面隊国分駐屯地及び北熊本駐屯地において災害派遣時に使用する各種装備品を見学し、使用方法や整備要領について研修を行うとともに、災害発生時の自衛隊の初動対応に係る説明を通じて、災害対処に係る理解を深めた。

日マレーシア防衛当局間協議は、20日に実施された。協議では、日本側から三浦潤防衛省防衛政策局次長、マレーシア側からアズハル・ビン・モハマド・ユソフ国防省政策・戦略計画局長が代表して出席し、日マレーシア間の安全保障協力や地域情勢等について意見交換を行うとともに、今後の日マレーシア防衛協力・交流などについて議論を深めた。

日フィリピン防衛当局間協議は、21日に実施された。協議では、日本側から三浦潤防衛省防衛政策局次長、フィリピン側からヘンリー・ロビンソン戦略評価・国際担当局長が出席し、日フィリピン間の安全保障協力や地域情勢等について意見交換を行うとともに、今後の日フィリピン防衛協力・交流などについて議論を深めた。

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