愛知県で国際戦略検討会議、高い教育を受けてない外国人受入で課題発生の懸念も

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愛知県は、第3回「あいち国際戦略プラン検討会議」を10月25日に開催する。

愛知県では、2018年3月に策定した「あいち国際戦略プラン2022」に基づき、グローバルに注目を集め、世界とともに成長するあいちを目指して様々な施策を展開している。このプランは、今年度で最終年度を迎えることから、愛知県のグローバル化を更に推進するための新しいプランを策定しており、今回は外部有識者から幅広い意見を聴取する第3回「あいち国際戦略プラン検討会議」が開催されることとなった。

なお、第一回目の会議では、「留学生が減少している。少ない人材にいかに定着してもらうかが重要」「高度人材を受け入れるということは、その家族も丸抱えで地域に受け入れるということ。家族も呼び込みたくなる社会でなくては人材の定着は進まない」「20年前であればアジア各国の超一流大学の学生が日本への留学を希望したが、今は欧米豪の大学が優先されている。留学生が日本を希望しない理由は日本企業のサラリー」などの意見が出されていた。

第二回目の会議では、「産業を中心とした街づくり。高度外国人材が集まる街、小さくても良いけど、ぎゅうぎゅうとひしめき合うように外国人がウロウロしている街って、日本の若者から見るとかっこいいですよね」「特に私が一番気になるのは、これから入国が増えるだろうSSW、つまり介護、農業や建築等の分野の人たちです。差別する発言ではないのですが、SSWの人たちはそれほど高い教育を受けて来るわけではない。彼らの考え方や行動の面でも、様々な課題が見られると思うのです」などの意見が出されていた。

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