大分県で日本・中国・韓国をつなぐ展示会、永岡文科相も推進

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画像:告知チラシより
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大分県で、令和4年度特集展示 東アジア文化都市2022大分県開催記念「日本・中国・韓国をつなぐ祈りの歴史」が9月6日から12月4日にかけて実施される。

「東アジア文化都市」事業は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施し、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目的としたものとなる。今年度は大分県が開催都市として選定され、年間を通じて県民総参加で様々な取り組みが行われる予定となっている。

大分県立歴史博物館では、これらの取り組みに関連し、弥生時代の祭祀・古墳時代の葬送思想・仏教伝来・竹工芸の4つのテーマに焦点をあて、大分に残る様々な文化財の展示を通じて弥生時代から現代までの日本と中国・韓国との【祈り】の歴史を紹介することとなった。主要展示品は、小銅鐸(別府遺跡:宇佐市教育委員会 所蔵)、紡錘車(飛山横穴墓19号:大分県立埋蔵文化財センター 所蔵)、瑞雲寺遺跡出土遺物(大分県立歴史博物館 所蔵)となる。

なお、文部科学省で8月30日に実施された定例記者会見の際に、永岡桂子文部科学大臣から「第13回日中韓文化大臣会合が行われまして、中国の胡和平文化観光部長、そして韓国の朴普均文化体育観光部長官とオンラインで意見交換を行いました。新型コロナの影響が続く中でも、連携いたしまして、文化芸術活動の発展を支えていくこと、そして、東アジア文化都市事業等、日中韓の枠組での文化協力事業を、引き続き、推進していくこと、日中韓の文化芸術の魅力とその文化的価値を世界にも発信していくことなどを考えております」との見解を示している。

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