海保はマレーシア・ベトナム・フィリピンと通信訓練

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、東南アジアの各国海上保安機関との連携強化を図ることを目的として、マレーシア・ベトナム・フィリピンの3か国において、練習船こじまが現地の海上保安機関と通信訓練を実施したことを発表した。

マレーシア海上保安機関(マレーシア海上法令執行庁)との通信訓練は7月6日に実施された。実施された訓練は、マレーシアクアンタン沖を航行中の船舶において急患事案が発生し、付近海域を航行中の練習船こじまがマレーシア海上法令執行庁からの要請を受けて救助対応に当たることを想定して、練習船こじまとマレーシア海上法令執行庁(プトラジャヤ海難救助調整センター)との間で救助対応のために必要な情報を伝達するための通信訓練となった。

ベトナム海上保安機関(ベトナム海難救助調整センター)との通信訓練は7月7日に実施された。実施された訓練は、ベトナムニャチャン沖を航行中の船舶が故障により漂流する事案が発生し、付近海域を航行中の練習船こじまがベトナム海上警察からの要請を受けて救助対応に当たることを想定して、練習船こじまとベトナム海難救助調整センター(ダナン支部)との間で救助対応のために必要な情報を伝達するための通信訓練となった。

フィリピン海上保安機関(フィリピン沿岸警備隊)との通信訓練は7月8日に実施された。実施された訓練は、フィリピンマニラ沖を航行中の船舶から乗組員1名が海中転落する事案が発生し、付近海域を航行中の練習船こじまがフィリピン沿岸警備隊からの要請を受けて捜索救助に当たることを想定して、練習船こじまとフィリピン沿岸警備隊(フィリピン海難救助調整センター)との間で捜索救助のために必要な情報を伝達するための通信訓練となった。

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