第7回日ASEAN防衛担当大臣会合、環境・サイバーセキュリティでの協力期待

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画像提供:防衛省・自衛隊
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第7回日ASEAN防衛担当大臣会合が6月22日に開催された。

会合の冒頭、議長国カンボジアのティア・バニュ国防大臣より、日本はASEANにとって最も重要な国の一つであり、これまで日本がASEANに対して積極的に防衛協力を実施してきたことに謝意を述べた。

岸大臣からは、「ポスト・コロナを見据えた日ASEAN協力」とのテーマの下で、ロシアのウクライナ侵略はASEAN憲章にもうたわれている主権と領土の一体性の尊重にも反するものであり、ウクライナの問題はヨーロッパだけの問題ではなく、東南アジアを含むインド太平洋地域の問題でもある旨を指摘した。その後は、日本はASEANの信頼できるパートナーとして、「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づき、今後も各種取組を強力に推進していくことを表明した。ミャンマー情勢にも言及し、日本はミャンマーで今なお事態の改善に向けた動きが見られないことを懸念している旨を述べた。

ASEANの大臣からは、日本とASEANの防衛協力・交流の再活性化を歓迎するとともに、環境分野とサイバーセキュリティ分野における日本の新たなイニシアティブに対して歓迎の意が示され、今後も「ビエンチャン・ビジョン2.0」の下で、より実践的な日ASEAN防衛協力を推進することへの期待が示された。

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