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このシンポジウムは、インド太平洋地域における平和と安定に向けて、アメリカ側の主導により7年前から定期的に開催されている。今回は、吉田陸幕長と米太平洋海兵隊司令官ラダー中将との共催により開催されることとなった。
シンポジウムでは、吉田陸幕長からは、インド太平洋地域における平和と安定に向けて、各国間における連携を呼び掛けた。なお、シンポジウム開幕に先立ち、吉田陸幕長は各参加国代表者と懇談を実施していた。実施した相手は、ASEANのシンガポール陸軍ロー大佐、ブルネイ陸軍エルワン中佐と、ウィンター豪第1師団長、チリ海軍ニーマン中将、東ティモール海軍ネベス大佐、フィジー海軍ヴォサワル中佐となる。
なお、台湾メディアの発表によると、米側から招待を受けて、台湾からは海軍の張世行少将ら4人がオブザーバー参加している。この一団は、軍服ではなく民間の服装で参加しており、台湾の国旗を掲げることは控えている。