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在日本中国大使館は、自由民主党所属の衆議院議員である河野太郎氏の父である元衆議院議長の河野洋平氏(日本国際貿易促進協会 会長)が中国の駐日大使と会見を実施したことを発表した。
この会見は、4月19日に実施された。会見では大使からは、今年は中日国交正常化50周年にあたり双方が歴史を総括し未来を共につくる重要な契機となり、中国は日本と共に歴史経験を回顧し友好の初心に立ち返り「互いに協力パートナーとなり、互いに脅威とならない」との政治的共通認識を実践し、新時代の要請にふさわしい中日関係の構築をはかり、地域および世界の平和と安定の維持のために積極的役割を果たすことを願っているとの見解が示された。
河野氏からは、国交正常化50周年は日中関係の重要な節目であり、両国の各界はこれを契機に日本と中国の四つの政治文書の精神を振り返るとともに、これを順守し両国関係の正しい方向を守るべきであり、国貿促は引き続き両国が各分野の交流・協力を深めるのに積極的な役割を果たし、日中関係の健全で安定した発展のために一層大きく貢献することを願っているとの旨の表明が行われた。