愛知県は多文化子育てサロンを設置、多文化共生に40億円投入

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愛知県は、「『多文化子育てサロン』設置促進事業」の委託事業者の募集を開始した。

愛知県では、多文化共生の取り組みを積極的に実施しており、近年では約40億円を投入している。この事業の一環として、乳幼児を育てる外国人県民が、日本人親子との交流の中で、子育ての楽しみを感じていただくとともに、子どもに言葉を教えるポイントなどを学ぶ「『多文化子育てサロン』設置促進事業」を県内3か所で委託する事業が実施されることとなった。

この委託事業では、「外国人親子・日本人親子の交流・相互理解を促進する取組の実施」を行う必要がある。開催回数は、6回以上となる。開催場所は、子育て支援センター、児童館、図書館や公民館などとなる。参加者は10組程度とし、各回ともに日本人親子及び外国人親子の双方が参加するよう工夫する必要がある。活動の中では、愛知県が2017年度に作成した「あいち多文化子育てブック」を配布・活用する必要がある。委託の規模は、1者につき923,714円となる。

なお、この事業は、文化庁の補助事業「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用して実施するものであり、「愛知県地域日本語教育推進補助金」を始め、他の地方公共団体が実施する助成制度を活用して実施することはできないものとなっている。

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