愛知県はアジア競技大会事業で朝鮮民族衣装『チマチョゴリ』を作成・展示

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愛知県は、アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン関連事業として、名古屋学芸大学の学生と県内に在住する韓国・朝鮮の方々が共同制作した朝鮮民族の民族衣装である『チマチョゴリ』が完成したことを発表した。

愛知県では、2026年に開催される第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)を契機に、県が取り組むべき地域活性化の方向性を示すものとして、「アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン」を2019年3月に策定して取組を推進していた。この取組において、2022年3月に、名古屋学芸大学の学生と県内に在住する韓国・朝鮮の方々が、愛知県の伝統的な染色品を使ったチマチョゴリを共同制作する交流会を実施していた。

今回は、共同制作したチマチョゴリが完成したため、名古屋学芸大学と名古屋韓国学校において展示されることとなった。名古屋学芸大学では4月11日から5月2日まで、名古屋韓国学校では5月10日から6月10日まで展示される。

完成した作品のデザインは、チマチョゴリのシルエットや素材(シルクが主流)から、ウェディングドレスをイメージしてデザインされた。衿や袖口、チマ(スカート)には、十二単の重ね色目を参考にして、生地を組み合わせ、色のグラデーションを楽しめるように作られた。有松絞りと名古屋友禅は、重ね衿や袖口の装飾、コルム(紐)と、チマの前面の中央付近の目立つ部分に使用された。

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