愛知大学はムスリム学生と交流、イスラム教信仰者向けの環境改善へ

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愛知県は、アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン関連事業として、愛知大学の学生が県内在住のムスリム(イスラム教信仰者)の学生とオンライン交流を1月28日に実施する。

愛知県では、2026年に開催される第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)を契機に、県が取り組むべき地域活性化の方向性を示すものとして、「アジア競技大会を活用した地域活性化ビジョン」を2019年3月に策定し、取組を推進している。今回は、この取組の一環として、愛知大学の学生が、アジア各国・地域の生活習慣や文化を学び多文化共生社会の理解を深めるため、県内に在住するイスラム文化圏の学生とのオンライン交流を実施することとなった。

参加する者は、愛知大学豊橋キャンパスの国際交流ピアサポートチームTSUNAGARU(つながる)の7名となる。このチームは、豊橋キャンパスに在籍する国際活動に興味のある学生の集まりとなる。交流相手は、SYM名古屋モスクの大学生の4名となる。SYMとはSpace for Young Muslimsの略称で「ヤングムスリムの居場所」を表し、名古屋モスクに集まる中学生以上の子供たちが交流する場である。

交流会では、愛知大学豊橋キャンパスの学生が、県内在住のムスリムの学生とオンラインでの意見交換を通じ、旅行や留学などで日本を訪れた際に心地よく過ごしていただくための環境改善について理解を深める。また、意見交換の内容は、アジア競技大会開催時におけるムスリムの受け入れの参考にもしていく。なお、この交流の模様は一般公開されない。

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