脱炭素で日中の協力深化を期待、日中省エネ会議で萩生田大臣が講演

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画像提供:経済産業省
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第15回日中省エネルギー・環境総合フォーラムが2021年12月26日に開催された。

主催は、日本側は経済産業省と一般財団法人日中経済協会、中国側は国家発展改革委員会と商務部と中国駐日本国大使館となる。日中双方に会場を設置してオンラインで接続するハイブリッド形式で開催され、全体会議には日本会場に約180名、中国会場に約50名が参集した。

実施されたプログラムは、「全体会議(司会進行:日中経済協会・伊澤正理事長)」「日中主催者挨拶(萩生田光一 経済産業大臣など)」「日中協力プロジェクト文書紹介(保坂 伸 資源エネルギー庁長官)」「講演(保坂 伸 資源エネルギー庁長官)」「日中企業代表講演」「閉会」となる。

「日中企業代表講演」では、『現下の状況において、環境・省エネルギーという観点で日中双方が今こそ考えるべきこと』『「【ダブルカーボン】目標を目指し、グリーン産業サプライチェーンを構築する」』『資源循環・脱炭素社会への貢献:日立造船の環境技術・これまでの取り組みとこれからの取組』『カーボンニュートラル・二酸化炭素排出ピークアウト達成の背景におけるエネルギーのグリーン化・低炭素化転換と国家電投の実践』が実施された。

萩生田光一経済産業大臣は、「脱炭素に向かう道筋は決して一つではなく、各国の実情に応じた道筋がある。脱炭素化に向けた取組が世界的に加速する中、日中企業間の取組においては、長年の協力により省エネ分野と水素分野において具体的な成果が現れ始めている。本フォーラムを通じた協力関係の深化により地球規模の気候変動問題に貢献しつつ、経済と環境の好循環を生み出していけることを期待する」との旨を述べた。

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