韓国がTPP加盟へ、韓国農産業界は加盟は食料主権放棄で反対と

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韓国の経済副首相は、13日に開催された対外経済大臣会議で、環太平洋経済連携協定(TPP)に加盟申請する方針を表明した。

韓国の経済副首相は、韓国がTPP加盟申請した理由は、中国と台湾がTPPに加盟申請しており、アジア太平洋内における経済行動が変化しており、TPP加入議論を政府内の部門間で実施するだけにとどめることは難しいためであるとしている。

韓国の農業団体は、13日に韓国政府がTPPへの加盟申請を実施したことをうけて、「TPPへの加盟は、韓国の農業を破壊することにつながる。相対的に価格競争力が高い輸入農産物の増加は、長期的にみた場合には国内の農業生産基盤の崩壊につながる可能性がある。TPP加盟申請は、食料主権放棄と変わらない」との声明を発表している。また、「中国から価格が安い農水産物が、日本から質の高い農水産物がそれぞれ輸入された場合には、国産の農水産物が壊滅的な被害を受ける」との意見も出ている。

TPPに加盟するためには、既存の加盟国のすべてから承認を得る必要があり、韓国が加盟できるとしても、最短でも2年から3年かかるとみられている。

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