このページの所要時間: 約 1分8秒
海上自衛隊の海上幕僚監部は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に資するべく、令和3年度インド太平洋・中東方面派遣(IMED21:Indo-Pacific and Middle East Deployment 21)を12月12日から令和4年3月31日にかけて実施することを発表した。
今回の派遣が行われる目的は、インド太平洋・中東方面に艦艇を派遣し、これらの地域に所在する各国の海軍などと共同訓練などを実施し、海上自衛隊の戦術技量の向上及びこれらの国の海軍などとの連携の強化を図るとともに、本派遣を通じ、地域の平和と安定への寄与並びにこれらの国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図るものとなる。
派遣される部隊は、指揮官は、第1掃海隊司令の1等海佐となる。派遣部隊は、掃海母艦「うらが」と掃海艦「ひらど」となる。派遣人員は、約200名となる。寄港予定国は、ブルネイ・ダルサラーム国、バングラデシュ人民共和国、スリランカ民主社会主義共和国、バーレーン王国、マレーシアで調整中である。主要訓練項目は機雷戦訓練などとなる。
なお、派遣部隊は米国主催国際海上訓練(IMX/CE22:International Maritime Exercise
/ CUTLASS EXPRESS 2022)にも参加する予定である。