モンゴルの国際空港が開港、運営に日本企業連合も参画

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画像提供:JICA
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日本の独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、モンゴル国の首都ウランバートル市近郊のトゥブ県においてチンギスハーン国際空港が開港し、この空港の運営は日本企業連合とモンゴル国営企業が出資参画する企業が運営することを発表した。

1957年から使われてきた旧空港は、滑走路の延長や改修を重ねてきたが、増加する需要に応えるため、新空港の整備が計画され、旧空港から新空港へ機能の移転が完了した。今までJICAは、円借款の供与を通じて空港の建設に協力してきたほか、安全で利便性の高い空港運営が行われるよう、施設の運営・維持管理に関する技術協力を行っていた。建設工事は日本企業が受注、技術協力も、日本の機関・企業の協力を得て、組織の計画、施設や給油システムの運営・維持管理、料金設定、ターミナル施設のテナント運営、顧客サービスなど、空港運営に必要な幅広い分野で人材育成などを行い、日本の総力を挙げて新空港の計画を支援していた。

新空港の運営は、モンゴルの空港事業としては初めて民間企業に委託され、日本企業連合(三菱商事株式会社、成田国際空港株式会社、日本空港ビルデング株式会社、株式会社JALUX)とモンゴル国営企業が出資参画する「New Ulaanbaatar International Airport LCC」が、モンゴル政府との間でコンセッション契約を締結している。

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