日中韓3カ国の観光交流の拡大・深化へ、日中観光担当大臣会談

スポンサーリンク




画像提供:国土交通省
このページの所要時間: 142

赤羽国土交通大臣と胡中国文化旅游部長は、日中の観光担当大臣の間でのオンライン会談を5月17日に実施した。

今回の会談は、コロナ禍のため、日中韓観光大臣会合などの会議が開催できていない状況を踏まえ、オンラインでの会談が行われた。日本側からは赤羽一嘉国土交通大臣、中国側からは胡和平文化旅游部長が参加し、『コロナ禍における観光振興に係る取組』『日中韓観光大臣会合、今後の国際観光の見通し』『JNTO海外事務所に係る支援要請』について話し合われた。

『コロナ禍における観光振興に係る取組』では、国際観光は、両国の経済成長のみならず両国間の相互理解の促進などの観点からも不可欠であり、コロナ禍により大きく影響を受けている日中間の人的交流の回復に向け、感染症の克服に向けて全力を尽くすとともに、本会談を第一歩として、観光復活のための課題の解決に両国で取り組み、今後も観光大臣間での対話を継続していくことについて日中大臣間で意見の一致をみた。

『日中韓観光大臣会合、今後の国際観光の見通し』では、日中韓3カ国の観光協力の深化を期して、本年日本において開催予定の日中韓観光大臣会合への胡部長の参加を要請し、胡部長からも、本会合は重要なプラットフォームであり、非常に期待している旨発言があった。引き続き、日中韓3カ国の観光交流の拡大、深化、そして友好関係の発展に向け、緊密に連携していくことで一致した。また、夏のオリンピック・パラリンリック東京大会について、中国のアスリートをお迎えし、成功裏の開催に向け取り組むとともに、レガシーを北京冬季大会に引き継ぎたい旨が発言された。胡部長からは、全面的に協力していきたい旨の発言があった。

『JNTO海外事務所に係る支援要請』では、中国においてさらに日本の観光資源の魅力を発信し、日中相互の交流を拡大していくため、近年の経済成長が著しい中国内陸部の四川省成都市に日本政府観光局(JNTO)の新事務所を開設する意向を伝達し、胡部長からは支持し協力する旨の発言があった。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース