静岡県はコロナで影響を受けた外国人の正規雇用を支援、千万円投入

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静岡県は、コロナで影響を受けた外国人の生徒の正規雇用を支援する事業を、約千万円投入して実施する。

静岡県は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、日本での就労状況の悪化が見込まれる外国人学校(ブラジル人学校高等部)に通う生徒に対して、日本語教育及びキャリア教育、インターンシップをセットで実施することにより、正規雇用につなげる『令和3年度新型コロナに負けない外国人生徒未来応援事業』を実施することを決定した。この事業を実施することにともない、この事業を実施する事業者の募集が開始された。

事業の対象となる学校は、県内の高等部のあるブラジル人学校6校となる。この業務では、「業務実施体制の構築」「日本語教育研修の実施」「キャリア教育研修の実施」「インターンシップの実施」「実施結果報告」を行うことが求められている。契約上限額は、10,234,000円となる。

「業務実施体制の構築」では、日本語教育及びキャリア支援に関する知識を有し、職業紹介事業の一定の実績を持つコーディネーターと事務スタッフ等による事業実施体制を構築することが求められている。

「日本語教育研修の実施」では、就職に必要な日本語教育を実施することが求められている。初級(N4、N5レベル)50時間以上、上級(N3レベル以上)50時間以上となっており、仕事で必要な日本語、自己紹介、許可と指示、報告の仕方、意思や決意の伝え方、丁寧な言い回し、敬語などを含める必要がある。

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