東南アジア等へのワクチン輸送支援における最初の機材が到着

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茂木外務大臣は、東南アジア・南西アジア・太平洋島嶼国に対してワクチンを届けるためのコールド・チェーン構築を後押しする『ラスト・ワン・マイル支援』において、最初の機材となる500個のワクチン輸送容器がスリランカに到着したことを明らかにした。

4月27日に実施された外務大臣会見の際に、茂木外務大臣は「途上国支援の関係でありますが、日本は、途上国の一人ひとりにワクチンを届けるため、コールド・チェーン構築を後押しする『ラスト・ワン・マイル支援』を進めてきております。3月9日にその第一弾として、東南アジア、南西アジア及び太平洋島嶼国への支援の実施を決定いたしました。最初の機材であります500個のワクチン輸送容器が、この週末にスリランカに到着いたしました。そして本日、第二弾として、アフリカ及び中南米の31か国に対して、コールド・チェーン等を整備するために、42億円の緊急無償資金協力の実施を決定いたしました。日本の強みを活かしつつ、引き続き、スピード感を持って支援を進めていきたいと考えております」との旨を述べた。

日本政府では、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中南米諸国及びアフリカ諸国に対する支援として、約3,900万ドル(約42億円)の緊急無償資金協力を実施することを決定している。この支援では、国連児童基金(UNICEF)を通じ、中南米及びアフリカの計31か国を対象に、各国国内でのワクチン接種体制を構築する「ラスト・ワン・マイル支援」として、保冷設備や運搬用車両等の機材供与等を通じてコールド・チェーンの整備を実施する。

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