訪日外国人の消費額7,446億円、1人当たり最低支出は韓国

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国土交通省の外局である観光庁の観光戦略課観光統計調査室は、訪日外国人の2020年における消費動向調査を実施した結果、1月から3月における消費額は7,446億円と試算され、1人当たり旅行支出ではベトナムが最も高く、最も低かったのは韓国であったことを発表した。

今回の調査は、新型コロナウイルス感染症の影響により4-6月期、7-9月期、10-12月期の調査は中止しており、1-3月期の結果のみとなる。この期間における、1人当たり旅行支出を用いて試算した結果、2020年暦年の訪日外国人旅行消費額は7,446億円と試算された。

国籍・地域別の内訳では、中国2,536億円(構成比34.1%)、台湾1,084億円(14.6%)、香港576億円(7.7%)、米国456億円(6.1%)、韓国429億円(5.8%)の順で多く、これら上位5カ国・地域で全体の68.2%を占めていた。その後は、ベトナム402億円、オーストラリア341億円、タイ307億円、インドネシア119億円、フィリピン113億円、英国104億円、シンガポール101億円、カナダ96億円、マレーシア95億円、フランス82億円、ドイツ57億円、インド51億円、ロシア34億円、イタリア31億円、スペイン22億円となる。

1人当たり旅行支出では、ベトナム263,497円、中国256,566円、オーストラリア238,826円、イタリア229,426円、英国205,332円の順となっている。なお、最も低い支出額となっているのは、韓国87,900円となっている。

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