愛知は外国人の満足度向上で多言語コールセンター運営、英・中・韓・泰・越

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愛知県は、外国人旅行者の快適な滞在や満足度向上などを目的として、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語に対応する『多言語コールセンター運営事業』の運営事業者の募集を開始した。

愛知県の見解によると、近年は訪日外国人旅行者数の増加が続く中、旅行形態は団体旅行から個人旅行に移行しており、旅行者の目的や行動、ニーズが多様化している。一方で、2019年度に愛知県が行った調査によると、愛知県の観光に対して不満を感じた内容は、「コミュニケーションが取りづらい」ことが最も多く、多様化するニーズに対しての多言語対応の不十分さが課題となっている。愛知県においては、2026年のアジア競技大会開催を始め、今後も世界的なスポーツイベントの開催等が予定され、更なる外国人旅行者の増加が見込まれている。一方、経営資源の少ない中小規模の観光関係事業者等が早急に多言語に対応することは困難であり、コールセンターを活用した多言語通訳・翻訳サービスを提供することで、外国人旅行者の快適な滞在や満足度向上を実現し、本県への更なる誘客や滞在日数、旅行消費額の増加を図る『多言語コールセンター運営事業』が実施されることとなった。

『多言語コールセンター運営事業』で提供するサービスは、「電話案内サービス」「電話通訳サービス」「翻訳サービス」となる。対応言語は、電話案内サービス及び電話通訳サービスは、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語となる。翻訳サービスは、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語となる。なお、この事業は、国の地方創生推進交付金を活用した事業である。委託金額の上限は、5,466,462円となる。

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