神奈川県の留学生1.2万人、中国・ベトナムの順、卒業8割は日本在住

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神奈川県は、神奈川県内の大学等に在籍する留学生の数等について調査した結果、令和2年5月1日時点における留学生総数は12,850人となり、前年に卒業した者のうちに約8割が日本に在住していることが明らかになった。

今回実施した調査対象は、県内の大学、大学院、短期大学、大学校、専修学校(専門課程)、日本語教育機関全226校に在籍する「出入国管理及び難民認定法」別表第一に定める「留学」の在留資格により在留する留学生となる。留学生総数は12,850人となり、昨年と比較すると1,005人減少している。

留学生の出身国・地域別の内訳は、アジア地域が12,121人、その他の地域が729人となる。アジア地域の内訳は、中国が5,990人、ベトナムが2,236人、ネパールが1,213人、韓国が892人、台湾が346人、スリランカが327人、インドネシアが188人、タイが174人、ミャンマーが171人、モンゴルが145人、バングラデシュが130人、フィリピンが108人、マレーシアが98 人となる。留学生のうちアジア出身者が9割超となり、中国一国だけで46%を占めていた。

居住地別の内訳は、県内10,371人、県外2,274人、不明205人となる。県内の内訳は、横浜市5,746人、川崎市1,816人、相模原市604人、秦野市494人、藤沢市395人、その他の市町村1,316人となる。44.7%が横浜市内となった。

進路別(前年度中の卒業生:4,973人)の内訳は、国内で就職1,393人、国内で進学2,105人、国内その他(就職活動中を含む)583人、母国で就職237人、母国で進学37人、母国(進路未定・不明等)472人、その他の地域で就職7人、その他の地域で進学9人、その他の地域(進路未定・不明等)1 人、不明129人となる。卒業した留学生のうち、42.3%が日本国内で進学し、28%が日本国内で就職しており、11.7%が国内その他(就職活動中を含む)となり、約8割が日本に定着していることが明らかになった。母国に戻った者(就職・進学・未定・不明)は15%のみとなった。

学校別留学生数は、大学では、東海大学874人、慶應義塾大学578人、神奈川大学380人の順となっている。専修学校では、岩谷学園テクノビジネス横浜保育専門学校477人、米山ファッション・ビジネス専門学校458人、横浜システム工学院専門学校406人、あずま工科専門学校339人、外語ビジネス専門学校305人の順となっている。日本語教育機関では、飛鳥学院324人、翰林日本語学院267人、アジア国際語学センター265人、横浜国際教育学院263人、令和国際日本語学院254人の順となっている。

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