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愛知県は、想いがつながる・広がる多文化共生社会として、「多文化共生フォーラムあいち2020」を11月21日に開催する。
愛知県によると、愛知県では全国で2番目に多い28万人を超える外国人が暮らしており、近年では永住化や国籍の多様化が進んでいるため、日本人県民と外国人県民が今まで以上に国籍や民族などの違いを超えて相互に理解を深め、共に地域づくりを推進していくことが必要であるとしている。そのため愛知県では、毎年11月を「あいち多文化共生月間」と定め、広報啓発活動を通じて多文化共生に関する理解や認識を深めることとしており、この取組の一つとして「多文化共生フォーラム」を2009年度から毎年開催している。今回は12回目となる「多文化共生フォーラムあいち2020」が開催されることとなった。
今回のフォーラムは、『想いがつながる・広がる多文化共生社会』をテーマとして、外国人特有の課題を乗り越え、地域とつながっていくことで、外国人・日本人の両方が活躍できる多文化共生社会の未来を考えるものとなる。予定しているプログラムは、青山桂子愛知県副知事からの挨拶、愛知県多文化共生推進功労者表彰、基調講演『「言葉の壁」「制度の壁」「心の壁」の先にある多文化共生』、パネルトーク『外国人と地域のつながりがもたらすもの』、となる。
愛知県では、多文化共生の取り組みを積極的に進めており、『令和2年度採用 愛知県多文化共生推進事務(ブラジル・ポルトガル語による業務含む)一般職非常勤職員募集』では、ブラジル・ポルトガル語に堪能であれば国籍は問わずに職員として採用するとしている。