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日本の航空自衛隊は、航空幕僚長の井筒俊司空将が、インド空軍の参謀長であるラケッシュ・クマール・シン・バーダウリア空軍大将と電話会談を実施したことを発表した。
電話会談において両者は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を含め、地域情勢に係る意見交換を通じて、日印間の信頼関係の構築を図るとともに、日印協力の重要性について再確認した。また、「自由で開かれ包摂的なインド太平洋」の共通のビジョンの下、日印空軍種間の防衛協力・交流を引き続き推進していくことで一致した。
また、井筒航空幕僚長は、航空幕僚長の着任式を終えてから一ヶ月が経過したことを受けて、丸茂前空幕長が築いてきた各国空軍等関係者との関係を引き継ぐため、会談や電話会談などを積極的に実施しており、米空軍参謀総長や米宇宙作戦本部長などとの会談を実施したほか、豪州、ニュージーランド、イギリスなどを含む各国の空軍参謀長などにも挨拶を行い、相互の信頼関係の維持強化を図ってきたことを明らかにしている。