タイ・カンボジア等でデング熱やチクングニア熱等が感染拡大

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タイやカンボジアやインドネシアなどのASEAN地域では、デング熱やチクングニア熱などの感染が拡大しており、現地当局は注意を呼び掛けている。

タイでは、デング熱の感染事例が今年はタイ全土で増加しており、感染事例は2.5万件以上が確認されている。そのため政府当局は、蚊の駆除のための薬剤散布を行っており、まだ致命的なほどの感染拡大ではないが、今以上の感染拡大を防ぐためにも、蚊を発生させないための取り組みを市民も自発的に実施するように呼び掛けている。なお、インドネシアにおいても同様にデング熱の感染拡大が続いている。

カンボジアでは、チクングニア熱の感染事例がシェムリアップを中心として急増しており、政府当局は蚊に刺されないように呼び掛けている。チクングニア熱は、デング熱と同様に蚊に刺されることによってかかる感染症であり、発熱、発疹、全身倦怠感、リンパ節腫脹、頭痛、筋肉痛・関節痛、関節炎を生じるものである。特別な治療方法はなく、症状に応じた対症療法を行うことしかない現状である。

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