モーリシャスの油流出事故で海保職員等を現地派遣、過去にはフィリピン・韓国での支援実績も

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日本政府は、モーリシャス共和国沿岸で座礁したばら積み貨物船「WAKASHIO」による油流出事故に対し、モーリシャス共和国からの要請を受けて、日本は合計6名からなる国際緊急援助隊・専門家チームを派遣することを発表した。

日本から派遣される6名のうち、4名は海上保安庁から派遣されるものとなる。海保からは、海上保安庁警備救難部環境防災課国際海洋汚染対策官、海上保安庁総務部国際戦略官付専門官、第三管区海上保安本部横浜機動防除基地主任防除措置官、第三管区海上保安本部横浜機動防除基地防除措置官の4名が参加する。これらの4名は、現地で油防除に関する指導・助言等を行う予定である。なお、海上保安庁による国際緊急援助隊専門家チームへの参加実績は、1991年3月のサウジアラビアのペルシャ湾油流出、1997年10月のシンガポールのシンガポール石油流出、2006年8月のフィリピンのギマラス島沖油流出、2007年9月の韓国の忠清南道沖油流出、2013年12月のフィリピンのパナイ島沿岸油流出、となる。

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