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日本の文部科学省は、日本の成長につながる優秀な外国人留学生の受入れを増加させるために「留学生就職促進プログラム」の公募を行うことを発表した。
「留学生就職促進プログラム」は、日本の成長につながる優秀な外国人留学生の受入れを増加させるために、国公私立大学、業界団体、企業、留学生支援団体などが緊密に連携し、外国人留学生に対する国内企業への就職支援を図る計画である。今回の募集では、特にAI、サイバーセキュリティ、ロボティクス、IoT等、Society5.0の実現をはじめ、日本の社会の発展に資する産業分野が募集されている。
この事業では、各地域の実情を踏まえつつ『教育プログラムの開発実施』『近隣大学の学生も参加できる就職セミナー等の開催』『教育プログラムの開発実施の、可能な範囲(遠隔授業等)でのコンソーシアムに参加する他大学の学生への開放』『外国人留学生受入れ経験の少ない企業への支援』『持続可能な仕組みの構築』を実施することが要求されている。なお、この事業は大学・学部における一貫した就職支援を念頭に設計しており、事業年度は最大3年間であるが、外国人留学生の国内企業への定着に向け、各大学の実情に応じた最も適切な学年・課程での就職支援計画を策定の上で申請することとされている。