外国人への差別・人権侵害を感じた人は2割、千葉県アンケート

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千葉県は、令和元年度第4回インターネットアンケート調査を実施した結果、外国人の人権問題で差別や人権侵害があったと感じた人は2割であったことなどを発表した。

千葉県では、すべての県民の人権が尊重される元気な千葉県を目指して各種の人権啓発活動に取り組むとともに、県政のあらゆる分野で人権尊重の視点に立った施策を推進している。この取り組みの一環として、「障害のある人」「外国人」「性的少数者(LGBT)」の人権問題について調査を行い様々な人権課題を取り巻く状況を把握し指針や施策の方向性を検討するため、インターネットアンケート調査が行われることとなった。

『「外国人」の人権問題について伺います。あなたの身近(あなたを含む)で差別や人権侵害があると感じたことがありますか。』という質問には224人が回答し、『たびたび感じた』が3.6%、『たまに感じることがあった』が18.6%、『ほとんど感じることはなかった』が42.4%、『まったく感じなかった』が26.8%、『わからない』が8.5%となった。『たびたび感じた』と『たまに感じることがあった』を合わせた『感じた』が22.2%と約2割となり、『ほとんど感じることはなかった』と『まったく感じなかった』を合わせた『感じなかった』が69.2%と約7割となった。

『それはどのような内容ですか。』という質問には50人が回答し、『あらぬうわさ、悪口で名誉・信用を傷つけられていた』が58.0%、『地域において他の住民と違う扱いを受けていた』が40.0%、『相手の態度や発言で傷つけられていた』が26.0%となっていた。

『外国人が生きやすい社会の実現のため、あなたは社会に何が必要だと思いますか』という質問には224人が回答し、『地域、家庭、学校、職場の理解』が77.7%、『建物や公共交通機関等の整備』が65.6%となっていた。

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