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日本の防衛省・自衛隊は、ASEAN加盟国や韓国などの合計12か国から防衛大学校本科の卒業留学生を招待し、「防衛大学校本科卒業留学生等交流会」を11月27日から28日にかけて開催することを発表した。
防衛省・自衛隊の見解によると、日本の防衛大学校本科を卒業し、防衛省・自衛隊と各国を繋ぐ橋渡し役として活躍している卒業留学生等との関係強化は、日本周辺の安全保障環境がより一層厳しさを増すなかで、日本の平和と安全を守るために必要不可欠である。また、中期防衛力整備計画においても、「防衛大学校等を卒業した留学生のネットワーク化を図り、防衛協力・交流の強化の一助とする」こととしていることから、防衛大学校本科の卒業留学生等約50名による交流会を、今回初めて開催することを決定した。
予定しているスケジュールは、11月28日に防衛省で防衛大臣などとの懇談などを行い、夕刻は総理公邸で総理大臣主催レセプションを行う。29日は防衛大学校に訪問し、夕刻は横須賀市で防衛大学校長主催レセプションが開催される。参加する国は、ASEAN加盟国のタイ・シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア・ベトナム・ラオス・ミャンマー・カンボジアと、周辺地域のモンゴル・東ティモール・大韓民国の合計12か国となる。