第17回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合が、12月4日から6日に愛知県名古屋市のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催される。
日本の厚生労働省では、2003年からASEAN諸国との社会保障の分野における緊密な関係をさらに発展させ、これらの分野での人材育成を強化するため「ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」を開催している。今回は第17回目となる会合が開催されることとなった。
今回のテーマ・議論の主題は『テーマ:Healthy and active aging towards an inclusive society(健康長寿を実現する社会の構築に向けて)』となる。議論の主題は、「健康長寿に向けた健康づくりの推進」「多様で柔軟な働き方への支援」「高齢者が生き生きと暮らし続けられる地域づくり」「切れ目のない医療と福祉サービスの提供体制の構築」となる。参加する予定の者は、ASEAN10国(ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー連邦共和国、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国)の社会福祉政策担当行政官、保健政策担当行政官、雇用政策担当行政官と中国・韓国の行政官となる。
予定しているプログラムは、1日目は「開会式」「開会挨拶:厚生労働省医務技監 鈴木康裕、愛知県知事 大村秀章、ASEAN事務局」「写真撮影」「会合の趣旨説明:厚生労働省大臣官房国際課国際保健・協力室長」「基調講演:国立研究開発法人国立長寿医療研究センター理事長」「協力機関講演:WHO UHC・ライフコース課高齢化・ライフコースグループ長、ILO駐日事務所、JICA国際協力専門員」「パネルセッション1 健康長寿に向けた健康づくりの推進」「パネルセッション2 多様で柔軟な働き方への支援」「パネルセッション3 高齢者が生き生きと暮らし続けられる地域づくり」「歓迎レセプション」となる。
2日目は「藤田医科大学病院視察」「あいち健康の森健康科学総合センター視察」「国立長寿医療研究センター視察」となる。
3日目は「視察振り返り」「モデレーター:厚生労働省大臣官房国際課国際保健・協力室長」「協力機関講演:ADB(調整中)、ESCAP社会開発部持続的人口移転課長」「パネルセッション4 切れ目のない医療と福祉サービスの提供体制の構築」「リコメンデーション採択」となる。
アセアン10カ国情報










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