日本はタイ・フィリピン・ミャンマー・シンガポールと防衛相会談

スポンサーリンク




このページの所要時間: 133

第6回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)出席のためタイを訪問した河野防衛大臣は、タイのプラユット首相兼国防大臣と日タイ防衛相会談、フィリピンのロレンザーナ国防大臣と日フィリピン防衛相会談、ミャンマーのセイン・ウィン国防大臣と日ミャンマー防衛相会談、シンガポールのウン国防大臣と日シンガポール防衛相会談を実施した。

日タイ防衛相会談では、河野大臣から、ADMMプラスにおける議長国タイの重要な役割に敬意を表すとともに、『艦艇・航空機の寄港』『多国間共同訓練「コブラゴールド」への参加』『政策協議の実施』などの協力を進めていきたい旨を述べ、プラユット大臣からはこれらを歓迎する旨が述べられた。また、「日タイ防衛協力・交流に関する覚書」への両大臣による署名が行われた。

日フィリピン防衛相会談では、河野大臣から、ミンダナオでの相次ぐ地震にお見舞い申し上げるとともに、日比防衛協力は『艦艇・航空機の寄港・寄航』『米比共同訓練への自衛隊参加を含む日米比三カ国協力の推進』『ハイレベル交流を含む人的交流等』『防衛装備・技術協力等』の協力を進めていきたい旨述べ、ロレンザーナ大臣から、これらを歓迎する旨述べた。

日ミャンマー防衛相会談では、河野大臣から、ピンウールインで発生した国軍施設などの襲撃により死傷者が出たことについてお悔やみ申し上げるとともに、「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づき人的交流をはじめとする協力を進めていきたい旨を述べ、セイン・ウィン大臣からこれらを歓迎する旨が述べられた。

日シンガポール防衛相会談では、河野大臣から、本年10月のシンガポール海軍艦艇の派遣に対しお礼を述べるとともに、両国の防衛協力が艦艇・航空機の寄港・寄航を中心に着実に進展しつつある旨を述べ、ウン大臣からは両国の協力を一層進めたい旨が述べられた。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ ,

アセアン関連ニュース