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菅原一秀経済産業大臣は、10月12日から10月13日にかけてタイを訪問し、第9回RCEP(東アジア地域包括的経済連携)中間閣僚会合に出席するとともに、会合に出席していた各国政府の大臣などと二国間会談を実施した。
第9回RCEP中間閣僚会合は10月12日に開催され、菅原経済産業大臣は年内妥結を目指した今後の交渉の進め方について議論を実施した。閣僚間では、前回の閣僚会合以降新たに7つの章と1つの付属書が妥結するなど交渉に相当の進展があったことを歓迎した。今後については、交渉妥結に向けて最大限努力し、11月上旬に開催予定の第3回RCEP首脳会議に先立ち、その準備のための閣僚会合を開催することとなった。なお、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)は、アセアン10か国に加えて日本・中国・韓国・オーストラリア・ニュージーランド・インドの6か国を加えた、合計16か国で自由貿易協定(FTA)を進める構想である。
また、RCEP中間閣僚会合に出席するため、各国政府の大臣などがタイに訪問していたため、この機会をいかして二国間会談が実施された。菅原大臣は、オーストラリアのバーミンガム貿易・観光・投資大臣、インドのゴヤル商工大臣、ニュージーランドのオコナー貿易・輸出振興副大臣兼農業大臣と二国間会談を実施し、アセアン議長などとの少人数会談も行った。